基礎体温表をつけましょう

妊娠するために、あるいは避妊するために基礎体温を計るものと思っている方も少なからずいらっしゃると思います。もちろん、基礎体温は高温期、低温期をグラフから見分けることで排卵日を予測できます。その前に、もっと大切なのは毎日の自分の体調を知るために基礎体温表を作っておきましょう。さて、基礎体温の測り方ですが、朝、目覚めてすぐに寝たままで計ります。「一日のうちで一番低い体温」が基礎体温です。
そこから排卵日を予測するのですが、生理の開始日と次の生理の予定日の間頃、(生理周期も個人差がありますが、生理から生理まで28日ですので、その間の 14日目頃)が排卵日と予測できます。一般的に排卵日は「高温期に入る前の最も体温の低い日」といわれています。でも、排卵日を予測することはなかなか困難です。それで、排卵日を知る検査薬と併用して、より確実に知ることができるようになってきています。



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基礎体温グラフを作れるフリーソフト

妊娠時の基礎体温というのは、生理が来る頃なのに高温期が続いたら、妊娠したものと考えていいでしょう。この妊娠初期の基礎体温の流れを覚えておいてください。ところで、妊娠初期に流産しやすい原因の一つとして「黄体機能の低下」が上げられます。これも基礎体温表のグラフで波形を読み取ることができますので、基礎体温表はしっかりとつけておくことをお薦めします。
ここで、基礎体温表を簡単に記録しておく方法として、パソコンのホームページから無料で基礎体温表をダウンロードしたり(花王ロリエ  http://www.kao.co.jp/laurier/original/index.html)、携帯電話からも体温を入力して送信するだけで基礎体温のきれいなグラフができあがる(WebStyle http://www.webstyle.ne.jp/bbt/guest.htm)し、プリントアウトして産婦人科にも持っていけるスグレもののウェブページもありますよ。是非、有効に活用してください。

オギノ式排卵日と避妊法?

オギノ式は、性行為をしても大丈夫な「安全日」を算出する避妊の方法で、最も簡単な方法ですが、最もリスクの高い避妊方法です。ここでも、安全日(期間)を計算する方法として基礎体温が大きくかかわっています。排卵後は体温が上昇しますが、このことによって安全期かどうかという判断をしようとするものです。
安全日の計算方法は、月経周期が規則的で、30日に1回月経がある女性は、排卵日はだいたい、次回月経予定日の12〜16日前の間になります。ゆえに、次回月経予定日の11日〜19日前は妊娠しやすい時期、つまり危険日で、次回月経予定日の10日前が安全日となります。簡単にいうと、最短周期から18日を引いた日が危険日の1日目となり最長周期から11日を引いた日が危険日最終日となるのです。ただし、おわかりのようにこの避妊法は月経が規則的でなければほとんど役に立たないという欠点があるのです。ですから、オギノ式による排卵日の計算によるもの以外に、より確実な避妊にはやはりコンドームなどの避妊具や避妊薬を使わざるを得ないでしょう。

 

Copyright © 2008 やさしい基礎体温の測り方と排卵日の計算法

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